匿名希望
下請けで印刷機を回す典型的な印刷会社が残っていた!
下請けで印刷機を回す、版やインクジェットを多く出すことが売り上げの大部分を占めている。その構造のため、蛇口営業といって、元請けの会社が水を出すのを待っているルーティン営業がメインの仕事となった。新規営業がまったくないわけではないが、大手に入り込むには根気が要るし、手っ取り早く売り上げだけを上げるため、結局もとの同業者周りとなるため、ほかの会社の工場部門を担っているようなものだ。
製版側に制作はほぼなく、画像の直しは多少強みがあるものの、稼げるデータ制作はほかにない。そのうえ、データ制作までの社内での過程が大変遅く、文字一つ直すにも、社内で紙の伝票を二回出さなければならない。機械を回すことを主軸としているにも関わらず、面付から版出しの高速化さえ実現できずにきているのに、製版部門の稼働率を上げて、稼げるようにさせるのは神業に近いだろう。
給与に関してはほかの評価サイトに書かれているとおり、印刷業単体はかなり厳しい状況になっていると考えられるが、ニッチな出版社などがホールディングス体制であるため、他からあてがっている可能性がある。
会社全体に言えるが、印刷現場は特に、若い人が定着しない。当然だ。ただでさえ体力的に厳しいところに、これをやって今後のキャリアにならない可能性があることを若者が続けるわけがない。
それよりも学生や新卒時点で学ぶような社会的なマナーなどがなっていない社員が幅を利かせており、それらへの対応でほぼ精神が擦り切れることになる。これらの人員整理を進めてこなかったばかりか、不要な社員もちゃんと辞めさせることもできない。印刷会社、印刷関連の加工会社を取り巻く環境は甘いものではない。経営陣を刷新して、社員を多く入れ替えない限り、二、三社の大手の”蛇口”からの水が出なくなったら、本当に店をたたむタイミングとなるだろう。